ローマ字入力 vs かな入力
どちらが「正解」なのか?
日本語タイピングにおける最大の宗教戦争。
データと論理で、この論争に終止符を打ちます。
1. そもそも何が違うのか?
R ローマ字入力
「あ」を打つには A キー1つ。
「か」を打つには K + A の2キー。
か かな入力
「あ」を打つには 3 キー1つ。
「か」を打つには T キー1つ。
2. 打鍵数の比較(数字で見る事実)
「かな入力の方が打鍵数が少ないから速い」というのは、半分正解で半分間違いです。
| 入力する文字 | ローマ字 | かな |
|---|---|---|
| 「あ」 | 1打鍵 (A) | 1打鍵 (3) |
| 「か」 | 2打鍵 (K+A) | 1打鍵 (T) |
| 「きょ」 | 3打鍵 (K+Y+O) | 2打鍵 (き+小ょ) |
| 「っ」(促音) | 1打鍵 (子音2回) | 2打鍵 (Shift+つ) |
平均打鍵数の比較
一般的な日本語文章を入力した場合、
ローマ字入力: 約1.7打鍵/文字
かな入力: 約1.2打鍵/文字
※ 統計的には、かな入力の方が約30%打鍵数が少ない
3. なぜ「打鍵数が少ない」のに負けるのか?
理論上はかな入力が有利なはずなのに、タイピング大会の上位入賞者の大多数がローマ字入力を使っています。なぜでしょうか?
① キーの範囲が広すぎる
かな入力は50キー近くを使うため、ホームポジションからの指の移動距離が大きくなります。特に「ー」(長音)や「。」「、」は遠い位置にあり、速度が落ちます。
② 習得のハードルが高い
ローマ字入力は、学校で習うアルファベット26文字の位置を覚えるだけ。かな入力は専用の配列を一から覚える必要があり、挫折率が高い。
③ 英語との切り替えが不要
現代の仕事では、日本語と英語(URL、コマンド、プログラム)が混在します。ローマ字入力なら、そのまま英字入力に移行できます。
4. 結論:あなたはどちらを選ぶべきか
迷ったら「ローマ字入力」
習得の容易さ、汎用性、プロの選択。
あらゆる面で、ローマ字入力が現代の最適解です。
ただし、こんな人は「かな入力」も選択肢
- すでにかな入力に慣れている
- 日本語しか入力しない業務環境
- 打鍵数を極限まで減らしたいストイックな人
選んだ入力方式を極めよう
どちらを選んでも、練習しなければ速くはなりません。
Study Typingで、毎日10分の練習を始めましょう。